買うべき住宅は戸建てか、マンションか。

  • 近年におけるマンション価格の高騰、さらに新型コロナウイルス感染症拡大で、 マイホームの購入指向に大きな変化が現れたのを知っていますか?
買うべき住宅は戸建てか、マンションか。

販売価格…戸建ては微増、マンションは激増

食料品をはじめ様々な商品の価格が高騰する現在。不動産もその例にもれず、価格が高騰しています。けれど、その値上がり方には大きな差が生じています。

2010年を基点とした不動産価格指数を見てみると、約10年で
戸建住宅は約1.06とほぼ横ばいに対し、マンションは約1.57にも上昇

また、2021年の東京23区の新築マンション平均価格は8,293万円:前年比7.5%増(脚注1)
となり、新築マンションの価格が大幅に高騰していることがわかります。

東京23区のマンション価格は劇的に上昇していることが分かります。

 

居住面積…差はLDKひとつぶん

住宅の一般的な面積で比較してみると、マンションより一戸建てが広いのが普通です。では実際にどれくらいの差があるのでしょうか?

分譲マンションの平均床面積 75.8㎡(約22.7坪) (脚注2)

分譲戸建ての平均床面積 110.3㎡(約33.2坪) (脚注2)

その差は34.5㎡・約20帖となり、広めのLDKひとつぶんに匹敵します。これは、今注目を浴びる「ニューノーマル」なライフスタイルを実現するための重要なポイントとなります。

コロナ禍で変わる住宅ニーズ

コロナ禍になり、郊外の戸建てが一躍注目を浴びています。調査によると、コロナ禍での住宅購入検討に対し「検討を休止・様子見」「モデルルームや不動産店舗へ行くことをやめた」人もいる中で、「影響はない」と答えた人が最も多い結果に。さらには「住まい探しの後押しになった・きっかけになった」という人も見られました。

 

 

また、建物種別の購入意向はコロナ禍前である2019年12月の調査に比べ、マンション派が10ポイント減少しているのに対し戸建て派が7ポイント増加。広さ・駅距離の重視意向に関しても、駅距離派が10ポイント減少しているのに対し広さ派が10ポイント増加しており、戸建て志向が高まっていると言えるでしょう。

 

 

では、なぜコロナ禍になり戸建てが重視されるようになってきたのでしょうか。

コロナ禍で生まれた「ニューノーマル」な価値観

コロナ禍で「住まいは駅近がいい」という神話が崩れつつあります。駅近よりも、郊外の静かな環境や広い建物への注目が集まっているのです。その理由は、コロナ禍によりテレワークや在宅の機会が増える「ニューノーマル」な暮らしへと変化したことにあります。

通勤や外出の頻度が減ると、駅までの距離を苦に思うことも少なくなります。無理や我慢をして駅近に住む必要性が薄くなり、そのぶん環境の静かさや自然の多さ、住まいの広さといった条件が視野に入ってきます。必然的に、購入検討をマンションから戸建てへと変更する人が増えているのです。

コロナ禍で見直された「個」の空間

コロナ禍の中で、住宅への考え方が大きく変化しました。それは「個」の空間の必要性です。「個」の空間を確保するための広さがある戸建て住宅が注目を浴びている理由の大きなひとつです。

個の空間が必要な場面は、まずテレワークやオンライン授業家族がカメラに映り込んだり、赤ちゃんの泣き声で音声が聞こえないなどの事態を避けるために、きちんと扉の閉まる個室は欠かせません。
さらに、ひとりの時間。出社や登校が減ってしまうと家の中で常に人と接している状態になり、たとえ家族同士であっても閉塞感を感じてしまいます。そんな時、気軽にひとりの時間を味わえる「個」の空間はストレスの軽減に繋がります。

そして、万が一コロナに感染した場合。家族が陽性となり自宅療養が必要となった時、個室があると家庭内感染を防ぎやすくなります。
もちろんコロナ禍でなくとも、部屋数が確保されていれば家族それぞれの個室や書斎、趣味の部屋にしたり、収納部屋として活用したりと多彩な使い方ができます。ライフステージの変化にも対応しやすく、将来にわたって自由なライフスタイルを確立できます。

 

買うなら、安心して長く住める家

住宅の購入は、人生で一番高い買い物と言われています。せっかくの我が家だからこそ、災害や劣化などに強く、長く快適に住める住宅を選ぶべきです。

戸建てには「長期優良住宅」というものがあります。これは長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅のことで、「耐震等級」「劣化対策等級」「維持管理対策等級」「断熱等性能等級」において最高等級を取得しています。自然災害の多い日本の住まいで、特に重要視される性能です。

100年先でも資産価値を残せる戸建て

一般的に住宅の資産価値は、新築から年数が経つにつれ低下していきます。不動産の価値を判定する基準である「耐用年数」はRC造マンションが47年、木造戸建てで22年と定められており、これを超えると建物自体の価値はないと判断されます。

戸建ての方が先に資産価値がなくなると思いがちですが、実際には建物だけのマンションとは違い、戸建てには土地があります。マンションは住めない程に古くなると取り壊されてまた新しく購入しなければいけませんが、土地ごと購入した戸建てなら建物を建て直すだけの費用で済みます。

そんな先のことまでわからない、と思う人もいるでしょう。けれど、子どもや孫の世代のことまで考えた場合はどうでしょう。土地を受け継ぎながら、時代やライフスタイルに合った建物を建てて暮らす。あるいは、土地を売却し新しい住まいの資金とする。100年先でも資産として価値を残しやすいのが戸建てです。

安心してご購入いただくために

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